『どこでもドア』があったら...
最近もの凄く冷えますね。
寒暖差が益々激しくなってきました。季節的には雪が降った所もあるのではないでしょうか?
あっという間に11月も半ばを過ぎてしまいました。
今年も残すところあとわずかですね。今年中にやっておきたいことは色々あるのに、先延ばしにしてしまう今日この頃です。
今回は私が体験したある恐怖体験について書きたいと思います。
【 私が苦手とするもの 】
この年齢になってもお恥ずかしい話ですが、一番苦手とする物それは...お化け関係なのですが、その次あたりに苦手とする物に出会ってしまったのです。
この前の私の恐怖体験。あれは深夜の2時すぎのこと。
子供が起きたので、寝ぼけ眼でミルクを作りにキッチンへ。
すると...私の最大の天敵がそこにいた。寝起きだったこともあり、見間違いかもしれないと一度冷静になり、目を擦りもう一度見てみた。
間違いなくそこに存在していた。最大の天敵の1つである『ムカデ』が...。
お陰で完全に目が覚めた。そう、私が第2に苦手とする物は無駄に足のついた虫。
あの動き、あの足の数。今でも想像するだけで気持ち悪く、鳥肌が立つ。
開いた口が塞がらず、しばらくそこに立ち尽くしてしまった。
どうしたらこの虫を退治出来るのだろう。
あれやこれやと考え、一番手っ取り早く効きそうな台所用のハイターをかけて、一旦その場を離れた。
【 幸いにも退散 】
哺乳瓶の消毒に再び戻ると、そこに姿はなかった。
あ~、やっぱり嫌で逃げていったのかな。良かった。これで安心して眠れると思ったが、先ほどの光景が頭から離れずなかなか寝付くことができなかった。
結局眠くなるまで、ムカデの退治方法を検索することとなった。
ハイターは漂白剤なので、白くなるだけでほぼ効かないらしい。
ということは、さっきのムカデはまだ生きている?またもとの場所に戻っているかもしれないなんて考えてたら、明日の朝キッチンに行くのやだな~
明日は慎重にキッチンに行くことにしようと取敢えず、眠りについた。
【 次の日の朝 】
朝になり、覗くのも嫌だったシンクをそうっと覗いてみた。
良かった~。やっぱりいない。ハイター効かないとか言ってるけど効いたんだね。
安心した。これで平和は守られた!!
【 敵再び現る 】
普段通りいつもの日常に戻った。
離乳食の準備をして、終わって洗い物なんてしてるうちに...ん?
そう言えば、今日のスリッパの履き心地がなんかいつもと違う。
何だろう?なんか変な感じ。しっくりこないなぁ。
まぁ、気のせいか。なんて思ってしまい...キッチンに行く際にはそのまま履き続けていた。
正午 やはり気になってきて、恐る恐る見てみた。
暗い所で見たので、何も入って無いじゃん。やはり気のせいだったのかと思ったのも、一瞬のことで、念のため日の当たるところで見てみたら...敵がスリッパの奥の方に張り付いていた。再び現れた...。
【 どこでもドアがあったら...】
驚いてスリッパを床に投げ落とし、なんの嫌がらせだよ~。日頃ムカデに悪いことなんかしてないのに...なぜ私のスリッパなんだよ~と思いつつその場に立ち尽くしたが...この敵をこのスリッパの中にいるうちに、なんとかしなくてはと色々考えた。
家には子供と私だけ。旦那は朝用事があり出かけてしまったので、いつ帰ってくるか分からないから、このままにはしておけない。
『どこでもドア』があったらヘルプ出来るし、あったら便利だよな~なんてついつい思ってしまった。
触らなくて、見なくても良い方法で、しかも安全に退治出来る方法ないかな。
あっ、そのままスリッパごと外に干しておこう。
私の勘だけど...日光とか嫌いそうだし、ガンガン日光に充てていればそのうち勝手に出ていくはず。
やっとの思いで外に持って行き、屋根付きの所に放置した。
苦手なのに、よく外まで持って行ったよね。このまま家の中にスリッパ置いておいたら、子供に危害を加えるかもしれない。なんて思ったら、守るためになんとかしなくてはって思ったんだけども、これが母性本能というものなんですかね。
【 旦那に問われる 】
旦那が帰ってきて、
旦那「そう言えば、外にスリッパ干してたけどどうしたの?」
今日は勘が鋭い!!
私 「それがさ...(出来事を話したが長いので省略)」
旦那「そうなの?刺されなくて良かった~」
心配してくれるの?嬉しい。
私 「本当にね~。」
天敵を外まで持ちだしたことも褒めてくれないかなぁなんて思いつつ。
旦那「今年は多いみたいだよ。ハイター効かなかったんだ。ムカデは熱湯が良いらしいよ。」
私 「えっ、そうなの?」
旦那「うん。あっという間に退治出来るみたいだよ」
えっ、その方法って効くんだ~もっと早く言ってくれ~。そうすれば、こんなに嫌な思いをしないで済んだかも!
私はヤドカリのように住み着いたムカデを、1週間スリッパごと外に放置した。
次回のブログ 『 ヤドカリのように住み着いた...1週間後 』 に続きます。